真央“伝説のフリー”直前に響いた観客の声援「私、1人じゃないんだなって」

スポニチアネックス によると。

 フジテレビ開局60周年特別企画「コレ知らんかった~!新発見!村上信五の平成スポーツ命場面SP」が27日、午後7時から4時間スペシャルで放送され、元フィギュアスケート世界女王で、2010年バンクーバー五輪銀メダリストの浅田真央さん(28)がスタジオ出演。大きな感動を呼んだ14年ソチ五輪“伝説のフリー”の舞台裏を語った。

 前回五輪の銀メダリストとして、今度こそ金メダルと日本中の期待を背負って臨んだソチ五輪。だが、ショートプログラム(SP)のジャンプで転倒や回転不足が続き、まさかの16位スタートとなってしまった。

 SPの16位という順位は「フィギュアスケート人生の中で一番低い順位だった」と打ち明けた浅田さん。「それがしかもオリンピックで。金メダル目指してやってきたっていう中であの結果だったので、あの時点で自分のメダルはもうないなってやっぱり思ってしまうので、その悔しさとか悲しさっていうのはスケート人生の中で一番大きかったですね」と振り返った。

 番組では、本人の解説付きで“伝説のフリー”をノーカット放送。演技が始まる直前に観客の1人から飛んだ「真央ちゃん頑張れ~!」という大きな声援は自分の中に「すっごく入ってきた」そうで「私、1人じゃないんだなって思えた」と浅田さん。「もうオリンピックじゃないと思おう」と思ってフリー演技に入り、次々とジャンプを成功させた。

 演技中は「気持ちいい」と思いながら滑っていたそうで、フリーが終わった瞬間に涙を流したシーンについては「ホッとして。とりあえず終わった、でも悔しい~って。いろんな思いですね」。そして「泣いてたらダメだなって」と今度はすぐに気持ちを切り替え、応援してくれた人たちへ「ありがとうございました」と挨拶に行ったと振り返った。点数を待つキス&クライでもとにかく「無事に終わって良かった」ばかり考えていたそうで、自己ベストにも気づかず。「あんまり数字得意じゃないので」と屈託のない笑顔を見せていた。

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