紀平梨花、史上初のフリー160点へ…!GPファイナルでは「レベル落としていた」

デイリースポーツ によると。

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル女子で、GPデビューシーズンでの優勝を成し遂げた紀平梨花(16)=関大KFSC=が11日、バンクーバーから成田空港に帰国した。22年北京五輪に向けた新ヒロイン誕生に、テレビカメラ約20台を含む報道陣約80人が殺到する大フィーバー。全日本選手権(21~24日、大阪)以降も続く今後の戦いに向けて「(フリーで)本当に完璧な演技をすれば160点も見えてくる」と、さらなる高みを見据えた。

 まばゆいフラッシュに目を丸くしながら、紀平が笑顔で凱旋(がいせん)した。「思っていた以上に記者の方々がたくさん来ていてびっくりした」。浅田真央以来となるシニアデビュー年でのGPファイナル制覇を果たしたシンデレラガールに報道陣が殺到。9月のオンドレイネペラ杯の帰国時に集まった報道陣は15人程度だった。そこから10月のGPフランス杯は約40人、そして今回の約80人と注目度が加速度的に上昇しており、「ファイナルの優勝がすごく大きなことだったんだなと改めて思います」と実感を口にした。

 シニア転向後は5戦5勝ともはや世界の中心を担う存在となった。ただ、国際大会4試合を終えた自己採点は「85点ぐらい」と控えめ。「すべての試合で完璧っていうわけではなかった。順位はうれしかったが、自分のできとか、体の筋肉の状態をコントロールできなかった試合もあったので、そういうところが(残りの)15点」と高い理想像を口にした。

 GPファイナルのフリーでは、冒頭のトリプルアクセル(3回転半)で着氷が乱れたものの、高得点の150・61点を獲得した。大きな伸びしろを感じさせる内容に、紀平自身も「フライングシットスピンもレベルを落としていた。3回転半も加点をもらえたら、頑張れば10点もらえると思う」と自己分析。「本当に完璧な演技をすれば160点も見えてくる」と大台突破を口にしつつも、「それは本当に難しいことなので、もっと気を引き締めていかないとその壁は遠い」と覚悟ものぞかせた。

 飛ぶ鳥を落とす勢いだが、3年後に向けて「五輪にもし出られたとしたら、もっとすごく緊張したり重圧も感じると思う。緊張感にも打ち勝って試合にもっともっと強くなりたい」と課題を口にした。あどけない表情と地に足の着いた物言いの“ギャップ”には、こんなものでは終わらないという自負を漂わせた。

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