紀平梨花 “真央級”GPデビュー飾れるか…今季からシニア転向の16歳

東スポWeb によると。

 フィギュアスケート女子で今季からシニアに転向した16歳の紀平梨花(関大KFSC)が9日開幕のNHK杯(広島)でグランプリ(GP)シリーズデビューを果たす。トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を武器とすることで、バンクーバー五輪銀メダリスト浅田真央(28)の後継者とも呼ばれる新星。強豪が揃う舞台でいきなり活躍できるか。“ポスト真央”への期待値は――。

 NHK杯への調整で出場した西日本選手権最終日(4日)、紀平はフリーの冒頭で2度のトリプルアクセルを決めるなど、2位に大差をつけて優勝を果たした。昨年12月の全日本選手権では、平昌五輪の出場枠を争う選手たちに割って入り3位と大健闘。実力は折り紙つきで、トリプルアクセルだけではなく、6種類すべての3回転ジャンプを跳ぶことができる。

 元国際審判員でフィギュア解説者の杉田秀男氏(83)もその成長ぶりを評価する。「ジャンプには以前から定評のあった選手ですが、昨季から演技全体の体の使い方がうまくなった。その結果として、トリプルアクセルの成功率も上がっています」

 トリプルアクセルを武器にするだけに、どうしても比較されるのは真央だ。シニア1年目の選手には重荷にもなりそうだが、それを期待せざるを得ない逸材であることは確かなようだ。

 真央は2005年にGPファイナル優勝を果たしていたため、状況は異なるが「浅田選手は同じ16歳で出場したNHK杯(06年)で世界最高得点をマークし、世界に衝撃を与えました。紀平選手にもセンセーショナルなデビューを飾ってほしい」(杉田氏)。その可能性は十分に秘めているということだ。

 実際にデビュー戦での活躍は、今後に向けて大きな意味を持つ。「NHK杯には世界選手権を担当するようなジャッジが来る。かつての相対評価の時代ほどではないにしても、ジャッジに“素晴らしい選手”として認識されることはこの先、必ず生きてきます」。フィギュアの採点が絶対評価になって10年以上が経過しているが、ジャッジにいい印象を与えておくことがプラスに働くのは変わらない。

 NHK杯には今季のGPシリーズですでに優勝している宮原知子(20=関大)、エリザベータ・トゥクタミシェワ(21=ロシア)が出場。世界のトップにどこまで迫れるのか、紀平の演技に注目だ。

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