福島民友新聞 によると。
2010年バンクーバー冬季五輪フィギュアスケート銀メダリストの浅田真央さん(28)が11日、福島県郡山市の磐梯熱海アイスアリーナを訪れ、県内の子どもたちにスケートの魅力や上達のこつなどを伝えた。
浅田さんが総合演出を手掛けるアイスショー「浅田真央サンクスツアー」福島公演(13、14日)に合わせて、ゼビオがスケート教室を開催。県内の小、中学生約20人が参加した。
浅田さんは優しい笑顔で語り掛けながら、ジャンプやスピンなどを指導。「フィギュアは感情表現のスポーツ。美しく見せるためにジャンプの後は、顔は真っすぐ前を見て、手は先まで伸ばして」などとアドバイスした。
浅田さんは「みんな一生懸命に話を聞いてくれてうれしかった。子どもたちは、のみ込みが早いなあと感動した」と語った。
浅田さんから指導を受けた生徒(13)=白河二中1年=は「一緒にリンクにいるのが夢のようだった。どの指導も全部思い出になった」と興奮冷めやらぬ様子で語り、福島市の児童(10)=杉妻小5年=は「真央さんと滑ったことを励みにしたい」と目を輝かせた。