羽生結弦、ジャンプ基礎点の大幅引き下げに美か勝負か選択は

東スポWeb によると。

 今季の羽生結弦(23=ANA)はスケーターの美学と勝負のはざまに悩まされることになるかもしれない。
 フィギュアスケートのオータムクラシック最終日(22日=日本時間23日、カナダ・オークビル)、五輪2連覇の羽生はフリーで165・91点の2位にとどまったが、合計263・65点をマークし、2月の平昌五輪以来となる右足首故障からの復帰戦を優勝で飾った。

 ショートプログラム(SP)首位で迎えたフリーでループ、トーループの4回転ジャンプを決めたが、4回転サルコーで転倒。ルッツ、フリップの2種類のジャンプが入らない演技となったこともあり、技術点が伸びなかった。「点数に関してはふがいない気持ち。ジャンプの質に関しては、こだわりを持っている入りや出をしっかりとできるようにこれから練習したい」と悔しがった。

 課題は山積みだ。今季から新ルールが適用され、フリーの演技時間も4分半から4分に短縮。プログラムを詰め込む形になり、体への負担が増したことでそれぞれのジャンプの精度を欠いた。「しっかりとこのプログラムの構成に耐え得る体をつくらなくては」と羽生は体力面の強化も大きなポイントと見ている。

 ジャンプの基礎点も大幅に下げられたことで、多くの種類の4回転ジャンプを跳ぶ選手が有利。そんな中で、羽生は世界で誰も成功したことがない4回転トーループ―トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)のコンビネーションに挑戦している。“魅せる演技”にこだわるが、このジャンプは規定で基礎点が0・8倍となってしまうため、得点が伸びないのがネックだ。

 グランプリシリーズなど僅差の争いとなる今後の大会で跳ぶかどうかは微妙なところ。国民栄誉賞を受賞した“ゆづ”の選択はいかに――。

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